「オンゲキ」LIVE vol.0 ~STARTLINER~が最高だった

「オンゲキ」LIVE vol.0 ~STARTLINER~に参加してきました。1週間前。なんかもう書かなくてもいいかなと言う気持ちも生まれかけたけど、春野杏さんへの気持ちの損失だろうと思い直して書いていき。

 

そもそもオンゲキを知ったのは約半年前、JAEPOでよくわからんけど春野さんが歌うぞ!というところからだった。その頃はセガ音ゲー第3弾のすごさもイマイチわからず、一発屋で終わらなければいいな位に思ってた。

※ 当時の不真面目な感想

そこから少ししてロケテストが始まり、初めて「Zest of Blue」を聞くことになった。その時の衝撃と感動は今でも忘れられない。春野さんといえば舌っ足らずな幼女であり、「マフユ・フリル・イズム」だったのが、まだまだそんなもんじゃないと見事にぶち壊してくれた。その辺りは当時書いた記事があるので見てもらいたい。

そんなオンゲキがついに稼動をする、と心待ちにしていた時に稼動より前にライブの告知がされたのだった。チュウニズムなどを見てライブは期待してたものの、良くてCD発売後、せいぜい来年くらいかと思っていたのでこの知らせは本当に嬉しかった。ただ生放送中にもう受け付け始まってます!先着!は許さんからな。

 

しかし、ライブに向けて楽しみだけではなかったのも事実だった。先述の「マフユ・フリル・イズム」もライブで披露した事があるが、いわゆる電波系でロリ声、言ってしまえばノリと勢いで何とかなってしまうものになっている。その点「Zest of Blue」はElements Gardenのクールな曲で、歌唱力のごまかしが聞かないものになっていた。さらに、見に来る客は自分たちのファンよりも音ゲーマー、maimaiチュウニズムのファンでオンゲキとはなんぞやという人が(恐らく)大多数。もし仮にその人たちにそっぽを向かれてしまったら・・・と想像するだけで怖かった。

 

そんなこんなでライブ当日、終。

 いや本当にすごかった。こんなクソオタクの心配なんてハナクソで吹き飛んでいくくらいの圧倒的なパフォーマンスを見せてくれました。特にソロ曲歌い出し第一声。サビから始まる所をもう思いっきり声出していったのが、曲のパワーや大勢の視線にも負けないぞって感じがしてすごく良かった。それでいて、Aメロなんかではちょっとキーが低めだからか苦しそうだったりちょっとヨレてしまったりと、そんなところもまた可愛くて。春野さんのポテンシャルはすごくて、でもそれを自分でも上手く扱い切れていない感じ。例えるなら小さい女の子が大剣を振り回しているような、そんな危うさと共に、これを使いこなせるようになったらすごいぞ・・・という期待を見せてくれました。

 

ダンス面もそう。ダンスが苦手だったという話をブレンド・Aの時にしていて、確かに少しぎこちないところはあったものの曲の表現という意味ではしっかりとしていた。「Zest of Blue」直訳すると青の情熱で、青には静かとかクール、でも炎で言うと実は一番熱いみたいなイメージがあるが、まさにその部分が表せていたように感じた。特に自分が目を引かれたのは指使い。決して激しい動きではないのに、細やかな指や手の動きはまさに情熱的だった。あとサビ最後の「美しき姿~」で指で身体をなぞるところ、あそこすごくえっちでよかった。

 

そんな春野さんですが、MC部分では本当良い意味でいつもどおり。なんかわちゃわちゃしてるし、すぐ動き回るし。あと最後の挨拶のNAOKIいじり、どこに着地するの!?と思いながらハラハラするのが楽しい。それでいて時折見せるしっかりしたところやちゃんと未来を見せてくれるところ。このアンバランスさが気持ちいいし好きになってしまう。この辺り同じこと思った人がいて嬉しい。

 

こんなオンゲキがまだまだ始まったばかりでこれからも見ていけるなんて幸せすぎる。今回は春野さんにフォーカスを当てたので書ききれなかったが、赤尾さんも可愛くて特に間奏の間の弓を打ってよろける感じのポーズがほんと良かったし、久保田さんもピースが沢山盛り込まれたダンスが可愛かった。この3人で、いつか本当に武道館に立つ姿が見てみたい。

 

今回はvol.0「STARTLINER」だし、まだソロ曲1曲しかないし、これからどんどん曲数も増えて、フルでライブができる位大きくなって欲しいです。応援してます。

 

ONGEKI Vocal Collection 01

ONGEKI Vocal Collection 01